オープンイノベーション講義スライド

2018年の1月にNew York MBAの会で、また3月に熊本信用金庫でのトークイベントで行なったオープンイノベーションに関するレクチャーで使ったスライドを公開します。

私は2014年にBinnovativeというNPOをボストンで立ち上げ、様々なオープンイノベーションイベントを開催して来ました。この活動をご紹介する機会をいただきましたので、一体Binnovativeで何の活動を行なっているのかを体系的に説明するため

破壊的イノベーション、

オープンイノベーション 1.0

オープンイノベーション 2.0

等の説明含めて、講義のためにスライド化したものです。

ちょっと時間が経ちましたが、先日ハーバード社会起業大会で登壇する機会があり、それがBinnovativeでの活動含めまさにオープンイノベーション2.0に関する論議の場であったため、その投稿の補助にもなると思い引っ張り出してきて投稿しました。

情報は、2018年の1月時点のものです。Binnovativeのイベントも、2018年に開催したものはまだ反映されておりません。

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ハーバード社会起業大会でパネル登壇しました。

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3/2/19, ハーバード社会起業大会でパネル登壇してきました。

http://socialenterpriseconference.org/

パネルのタイトルは、“Innovators Everywhere: Pathways to Progress through “Unlikely” Problem Solvers”
http://socialenterpriseconference.org/2019agenda/複雑な社会問題(complex social problems)を解決する為の、いわゆるOpen Innovation2.0についての議題です。
Open Innovation1.0は、問題提供、問題解決を一対一の関係性で行うものであるのに対して、Open Innovation2.0は、社会解決の課題を解決する新しいタイプのオープンイノベーション、共創型の課題解決法です。(”コレクティブインパクト”のコンセプトとも言えるかと思います)今回のSECONのメインテーマも、Unlikely Allies, とあるように、様々なコラボレーションから、社会課題にも破壊的なイノベーションが求められていることがよく映しだされています。

(2018年に行なった、Open InnovationとBinnovativeの活動に関する講義で使ったスライドをこちらのリンク上のブログで公開しましたのでご参照ください

私たちのパネルは、政府の関係者、政府とスタートアップを連携させる取り組みをしている人、国際開発の人など様々なバックグラウンドの人が混じっており、その様々なバックグランドに同じ「コラボレーション」という軸を刺して何が出てくるかというとても興味深いセッションでした。私は、国や文化、バックグラウンドが激しく違う人たちのコラボレーションでオープンイノベーションプロジェクトをやっている立場で参加しました。

コラボレーションから破壊的イノベーションが生まれるのを切望して、様々な切り口からのコラボレーションを行う潮流が出てきているここ最近、何が難しい点で何が成功のポイントなのか。

私は、Binnovativeを立ち上げた理由も、活動を続けている理由も、「個々のアントレプレナーシップマインドセット」が全てのキーだと思っています。何故なら、コラボレーションだってイノベーションだって、人がやるんだから。企業の中のオープンイノベーション担当、政府のイノベーション担当。スタートアップのCEO。日本人。アメリカ人。
で、他のパネリストも、結局は「マインドセットが大事」と、人レベルに落ちてきているところで、すごく共感しました。

素敵なピアパネリストの皆さんと楽しい時間が過ごせたことを感謝。
毎年NASA International Space Apps Challenge (ISAC)をグローバルでオーガナイズしてくれ、今回モデレーターを務めてくれたMattに感謝。
そして、この場に私はBinnovativeの代表で出たわけですが、一緒にイベントを作って実行してくれている、そしてパネルにも応援に来てくれた仲間に感謝。

また、この大会のために国外(日本やインド)からわざわざ飛んできている方にお目にかかりました。Social entreprise に対する真剣さには頭が下がります。田辺さんは2003年から毎年来られているということで脱帽です。この大会にはそれだけの価値があるのだということです。
(毎年来られている Yutaka Tanabe さんのFacebookでの投稿によると、日本人女性がこの大会で登壇するのは大会で初めてだそうです) 。

(English)

Spoke as a panelist at the Harvard Social Enterprise Conference.
http://socialenterpriseconference.org/

Panel : “Innovators Everywhere: Pathways to Progress through “Unlikely” Problem Solvers”
http://socialenterpriseconference.org/2019agenda/
This panel was themed around Open Innovation2.0; one of the solutions to “complex social problems”. The collaborations seen these days – the public x private sectors, old large companies x startups, and also talent pools of individual contributors around the world.

Our panel consisted of people with a mix of backgrounds – federal government, international development, civic hacking, and community-based incubation. I was part of this panel as a practitioner of cross culture community-based open innovation. Multi-cultural collaboration is always difficult as it requires people with totally different backgrounds and thought processes to work together – the outcome people expect is called “disruptive innovation”. But it is not easy. What then is the solution? I was really curious to hear about this from other panelists.

I always thought “Entrepreneurial mindset” in individuals is the key. Innovation, collaboration, all of these come from individuals. This is the reason Binnovative exists. And the interesting thing is — my peer panelists also thought that mindset is key. Regardless of their background. Everyone who experienced successful collaboration (maybe after failures) seem to come to the same conclusion.

I really liked interacting with peer panelists having similar goals. Appreciated being part of this amazing panel, learned a lot, and made great friends. (Special thanks to the moderator Matt Scott, the global lead of NASA ISAC which we organize Boston event every year) Being part of this panel also reconfirmed what I am in the process of achieving as a socially minded entrepreneur.

Finally, I really appreciate my Binnovative team members and the Binnovative community. I was a representative of Binnovative at this panel; this happened because of everyone.

One more thing — I respect the dedication of the many people I met, who flew in from Japan, India, or the Middle East, down to Boston especially for this event. There is a wealth of learning about the subject of Social Enterprise in this conference. (According to Yutaka Tanabe san who is coming to this event every year since 2003, I am the first Japanese female panelist).

MIT delta v demo ニューヨーク

MITのdelta vのピッチイベントに行って来ました。delta vは、MITのマーティントラストセンターのアクセラレーターですが、今年からニューヨークにもロケーションを展開したそうです。

学生の時は、整った環境や仲間がいることもあり、スタートアップやる気満々で多くの学生がスタートアップを始めます。
でも、限られた学生の期間を終えた頃、「これでは食べていけない」または「働くことによる安定の将来」に傾いてしまい諦める人を実際に多く見ました。

でも、このdelta v を卒業したスタートアップは、76%が継続していて、かつ女性がCEOのスタートアップだと90%が継続してるんですと!
これをどう解釈するかはそれぞれですが、この数字を成し遂げることができる女性って素晴らしい!

こういうアクセラに入ってない志半ばの優秀な、消えて行ったスタートアップも、星の数ほどある。そういう人たちが一人でもやりたいことを成し遂げれる世の中になって欲しいなあ。

 

 

Went to see MIT delta v demo day. The MIT delta v educational accelerator is the Martin Trust Center’s program in MIT. They expanded delta v summer accelerator program to NYC.

I know many students are very ambitious to be an entrepreneurs while they are in school. There are environment, support, peers. However most of them realize it’s not practical to “feed myself” then give up the start up.

Very interesting thing is, according to delta v, 76% of startups are still operating and company with a female CEO are 90% alive, that’s amazing.

 

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MIT Bill先生。スタートアップ24ステップを説いた著書 Disciplined Entrepreneurship はあまりにも有名

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LEVIO – LGBTQが旅行しづらいことを解決するアプリ LGBTQの人たち用のAirBnB的な

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TRACFLO – Finance in Constructin コンストラクション+ファイナンス 確かに長期のビルの工事中などにファイナンスのリスクは多いと思う。コンストラクションのユニフォームでのピッチが印象的

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Atolla – Machine learning platform for optimizing skin care AIであなたにパーフェクトなスキンケアを調合します!! というアイデア

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女性の避妊用ピル飲み忘れ防止のためのアプリ。

ボストンのスタートアップエコシステム The Techstars (テックスター)

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MBA卒業後のボストンでの生活は、ボストンのスタートアップエコシステムを間近にして生きている感じだ。
相方がSolanに在学中から始めたスタートアップがインキュベーターに選抜されて入ったこともあり、割と内部からみれているのはいい経験である。
その、相方が入っていたインキュベーター、テックスター(The techstars)について概要を説明する。

スタートアップは通常以下を必要としている。
1. 資金
2. メンターシップ
3. ゴール設定及びその遂行のガイダンス

これらを提供する方法は以下二通りが存在する。
1. Angel/Ventureからの資金提供 –  この場合メンターシップやゴール設定ガイダンスは望めない
2. Accelerators(アクセラレーター) – 若干の資金とオフィススペースを提供し、メンターシップ(投資家や業界エクスパートからのボランティア) を行い、限られた時間内(通常3ヶ月)でのゴール設定とその遂行をモニター及びサポートする。

Techstars と Y-Combinatorが世界で2大アクセラレーターである。

Techstarsは2006年に設立され、世界でもっとも有名なアクセラレーターの一つである。Techstarsは世界8拠点(Boston, NY, London, Austin etc.)で13週のプログラムを開催、選抜された12のスタートアップにメンターシップ、ゴール設定と実行のサポートを行う。

Techstarsのプログラムへ世界中のスタートアップが応募、選抜されると各地のスタートアップのロケーションでオフィススペースを与えられる。(離れた場所からのスタートアップは、選ばれたロケーションにリロケートする。)選抜されるのはおよそアプリケーションの 1%程度である。 (各拠点のプログラムに約1200 社がアプライ、選抜されるのは12社)
選抜されたスタートアップは$18,000の資金を受け、さらに$100,000がオプションで調達が可能(共に転換社債)。

TechstarsのBostonブランチは300以上のプロフェッショナル、業界リーダー、ベンチャーキャピタル、エンジェルインベスターまたメンターを抱える。それらのメンターはプログラム中、頻繁にスタートアップと接触し、メンタリングやサポートを行っている。

13週のプログラムの後に、いわゆる成果発表のピッチ大会「Demo day」が開催される。そこにはinvestorも沢山招待されており、この場でinvestorに声をかけられて投資に繋がるというシナリオが見込まれている。

ちなみに、ボストンには、もう一つMassChallengeというアクセラレーターがある。彼らは非営利団体であり、年間128の会社をアクセプトする、4ヶ月のアクセラレータープログラムである。MassChallengeは資金提供は行わないがオフィススペースを提供する。プログラムの最後のコンペティションでの勝者にはプライズ(賞金)が提供される。MassChallengeはマサチューセッツ州からサポートされている。

去年の9月に行われたテックスター ボストン Class of 2015 Demo dayを見に行ったので、その会社を紹介する。
リストはこちら

AdmitHub  - 大学の出願プロセスのサポートサービス

doDOC – ドキュメントのクラウド管理サービス(変更管理等。監査対応)

GVMachines – ホワイトラベル食材配達サービス。宅配サービスが無い食料品店へのE-コマースサイト作成、配達代理を行う

SmackHigh – ティーンエイジャーのためのオンラインコミュニティー。

Hot offers – ラストミニッツホテルのグローバルマーケット

Cuseum – ミュージアムのための案内アプリ。 Bluetoothおよび iBeacon テクノロジーを使用し、ミュージアムの展示物の説明をする

LovePop – 飛び出すペーパーアートを使ったメッセージカード

Netra – ビデオを使った画像処理の会社

相方のスタートアップはClass of 2014に参加したので上記には含まれていないが、あまり誰も語らない「テックスターたちのその後」についても、そのうち書きたいと思う。

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雪の日に思う

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今日は学校がストームのためクローズとなった。
気づけばあと数ヶ月で卒業。前回ブログを書いたのは随分前のことになってしまうが、なんだか「纏まらない状態」でかつバタバタ走って来た気がする。
学校で指定のコアの授業を学んでいる時は、与えられたシラバスに従って淡々と皆同じことを学んできたわけだが、Electiveの授業に入ってからは、学びたい教科も選べるし強弱もつけられる。
自分がそもそも分かって選んだクラスなので、それがヘビーなクラスでも自分が選んだ教授+クラスなんで、結果満足度は高い。

それから、今年に入ってからの出来事として、ボストン熊本県人会の第一回会合を開いた。
ボストン熊本県人会は、去年の11月に熊本県蒲島知事がボストンを訪問された際に集まった、熊本県人有志5人で結成した。現在既に会員数は30人を超える。ニューヨークに居る時も熊本県人会に所属していたが、ボストンで集まった人たちはやっぱり研究者が多かったりと、ニューヨークのメンバーとはちょっと違ったプロフェッションの人が多かったが、やはり同郷だと職業を超えての繋がりを感じられる。やぱりこういったコネクションは素敵だなあ、と思う。

熊本といえば、最近細川元総理が都知事選に出馬との話題で盛り上がっている。思い出したのが、2007年に、ニューヨーク熊本県人会に、細川元総理の加代子夫人が来られたときのことだ。当時、護煕元総理は「陶芸家」として、ご自分の陶芸作品のイベントで来米されていた。反して、加代子夫人はパラリンピックを主催する等、勢力的に外向きに活動をされていた。(今でも引き続き、に違いないが)
当時加代子夫人を囲んでの会のことをMixiに書いた自分の日記を読み返して、加代子夫人は、今回の護煕元総理の都知事選出馬を、どういう思いで支えているのだろう、とふとおもった。
以下当時(2007年6月)の日記を転載。
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今日は、陶芸個展のために来米されている護熙元総理の夫人、細川佳代子さんを囲んでのランチだった。

細川元首相といえば、地元熊本の県知事出身で、首相まで上り詰めてしまった人だが、現在は政界から隠居状態、「陶芸家」になっているのだとか。(今回そのための個展)
首相を降りてからすぐさま政界を引退したような形になるが、現在は婦人のほうがむしろ活躍しているということは、私もあまり知らなかった。

しかし、還暦を過ぎた小柄な日本人女性佳代子さんのパワーとうかオーラはすごい。今現在でも、政治力、統率力、交渉力色々駆使してボランティア活動等を精力的に行っている。アジアへワクチンを毎年送ったり、身障者のスペシャルオリンピックを世界規模で行ったり・・・

よく笑いよく話す佳代子さんが「私が夫と結婚したのも偶々ですし、夫が総理になったのも偶々です。」と言われたのがものすごく印象的で、彼女の器の大きさとしなやかさを感じた。
そして、細川護熙氏が総理になれたのも、佳代子婦人を選んだからにちがいないと私は個人的に思った。

彼女が旦那様に出会ったのは、大学時代のゴルフ部で、彼が勝手に見初めていたらしい。活発な佳代子さんは、暗~いおじさん風の(婦人談)旦那さん からみると相当魅力的だったのだろう。護熙氏は昔から政治家になる、と決めていたらしいが、最初朝日新聞の記者になった。2年先輩の護熙さんが卒業して、 鹿児島に赴任になる前に、佳代子さんを呼び出して、突然、「将来結婚してほしい」と彼は言ったそうだ。その時は、護熙さんに何の魅力も感じなかった佳代子 さん、即ノー。(笑)

佳代子さんは23歳の時に、就職した小さな貿易会社で、突然の大抜擢を受け、欧州に赴任になったそうだ。40年前に23歳の女性が海外赴任なん て初だったようで、あちらに行ったは行ったで色々苦労されたらしい。その駐在の時、偶々偶然、なんとローマでなぜか当時まだ新聞記者だったが、一度議員に 立候補して撃沈した後の護熙さんと再会したのだそうだ。(これが「偶々です」のストーリーの最たる部分だと思う。。)

久しぶりに出会って、いまだに意志を貫き政治家になるという夢を諦めずに頑張っている護熙さんに、再度「自分の夢をかなえるには君の元気が必要だ」と言われたときにはすんなりOKをしていたそうだ。(いわく、「そこから私のボランティア人生が始まったのよ・・笑」)

そこで欧州赴任から戻って、神奈川出身の佳代子さんが、いきなり熊本に移り住んだときの心境を尋ねると、とってもわくわくしていましたと。
「どうしてもこれでないといけない、という拘りはなかったので。」
旦那は政治家になることを親からも大反対を食らっていて、勘当状態で(これも聞いて以外だった。細川家の末裔であることが向い風だったとは。むしろそれは順風なのかと思っていた。)そういう夫を支えるのは佳代子さんだけだったのだろう。
結婚式も2人だけで挙げたそうだ。

結果、自分のキャリアは結婚で一旦断ち切る形になったが、その後旦那のバックアップというか養成?に励み、旦那は政界のトップに立った。その後旦那は政界から身を引いた状態だが、現在は自分がその元首相婦人の立場を政治力として利用して、さまざまな活動を行っているのだ。

旦那が総理になればファーストレディーはあたりまえ。っていうごく当たり前のようで大変なことをさらっとこなしていける器の大きい人を妻にした人が、政界を昇る。
それは、ヒラリー夫人にも思うし、現在の安部総理夫人にも思う。

そしてヒラリー夫人と佳代子夫人が違うところは、佳代子夫人は、幾ら周りから勧められても、自分自身が政界に足を踏み入れることはしない。「政治は好きだけど、政界は嫌い」だそうだ。曰く、ネガティブなパワーが必要な世界。

毎日充実してます、とエネルギッシュな佳代子さん、日本人女性として学ぶところがとても多かった。

したたかで、しなやかで、器の大きい女性。という点において、目指したいと思った。

所有しない人、所有する人

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3連休。学校に通いだす前は、忙しい仕事の合間の貴重な国民の休日を最大利用して、さくっと飛行機に飛び乗って旅行、なんてことをよくしていたので大抵休みは把握していたのだが、今年は学校カレンダーしかチェックしていなくて忘れてた。

以前住んでいたニューヨークもそうだが、特に今住んでいるケンブリッジは人の出入りが激しい街。ニューヨークは人種の坩堝という別名がある通り、移民から旅行者、長期滞在者、駐在員等ありとあらゆる種類の「一時滞在者」が居て、様々な国の人が居る。またケンブリッジも学生の街であるため、学校の期間(数週間のExchangeのプログラムや、数ヶ月のコースに所属する人、または学位を取りに数年の滞在の人等)のみ滞在する人やが多い。そういった街では、短期〜中期滞在者向けの宿や空いている部屋の貸し出し、家具のレンタルなどのビジネスが重宝される。何故なら、「短期〜中期滞在」する人たちにとっては、ホテルに連泊するにはコスト高だし、アパートを契約するには短すぎる等、従来のサービスを利用するには「帯に短し襷に長し」状態であるし、また、家具やアパートや車等、ある程度長期使用により消却する目的の物を「所有」するには期間が短すぎる。

こういうところにビジネスチャンスの匂いがぷんぷんしているが、そこに最近「○○シェアリング」という概念のビジネスが流行している。

例えば、代表は「カーシェアリング」のZip Car。これは、年間費を払い会員になり、車を時間単位で借りれるもの。都会で車を所有するのはコストが高すぎて、また、通勤や通学で使用しない人にとっては、使用頻度からすると購入する価値が低い。ただ、大きな買い物をしたり、ちょっと郊外に出る際等車があれば便利。レンタカーするにも1日まるまる借りないといけないし、レンタカーオフィスだって空港以外24時間空いてるわけでもないし、レンタカーまでして車借りるほどのことでもない「ちょい乗り」がしたい。そういうニーズに合わせたサービスだ。(1時間10ドル前後で借りれる)
都会の要所要所に様々なタイプのZip carが停めてあり、会員はWeb siteから自分の借りたい場所や時間帯、車のタイプから任意の車を予約できる。この使用料には、ある程度のマイレージとガソリンや保険も入っているので、気楽に利用できる。Webから予約した車を会員用のカードキーでアクセスが可能になるという、手続きに人が介在しないシステムなので、24時間いつでも利用出来る。ただ、前払い制なので、予約した時間帯で万一帰って来れない/返せない場合は、予約の時間が来る前に、Zip carに延長(追加料金支払い)の手続きをしないといけない。もし、予約した時間の直後に誰か他の会員が予約を入れた場合は、延長不可能なので、遅れてしまった場合はその後の予約の人に迷惑をかけることになり、ペナルティーとなる。(実際に、直前まで予約が入っている車を予約した時、暫く車が帰って来なかったことがある。。)
ケンブリッジ発祥のカーシェアリング会社であるためか、近所にはかなり多くの台数のZip
carが存在するので、直前に使いたい、と思っても大抵予約は可能。通常供給過多のようにも思える位。私がニューヨークに住んでいる頃から存在していたが、ニューヨーク(マンハッタン)では、おそらくZip
carの台数が需要に比べて少ないため、相当事前に予約しないと、直前に予約して借りれるなんてほぼ不可能に近かった。でも、ケンブリッジに来てから、使いたいときにほぼ必ず使えるので、よく利用している。

ー ただ、その供給過多のケンブリッジ界隈でも、今日この3連休の間はほぼ予約満席状態のようだ。

また、「バイクシェアリング」のHubwayも最近人気だ。Zip Car型サービスの自転車貸しサービスである。

これはZip carのように、自転車(この場合は同じタイプの自転車だが)置き場が都会の要所要所に存在して、そこで会員は自転車を借りることが出来るのだが、同じところに返すZip carとの大きな違いは、ある場所で借りた自転車を、別のステーション(自転車置き場)に返せることだ。なので、寧ろ移動手段としての目的。これは、住人だけならず、旅行者にも便利なサービスだ。

このバイクシェアリング、カナダのモントリオールのBixiが最初に始めたということだ。そしてBostonのHubwayプグラムを運営している Alta Bicycle Shareは、Washington D.C.のCapital Bikeshare、ニューヨークのCiti bike(予定より遅れに遅れて、今年の5月27日に始まった)、 オーストラリアのメルボーンのMelbourne Bike Share 、 シカゴのDivvy、コロンバス(オハイオ)のCoGo、サンフランシスコ/ベイエリアのBay Area Bike Share,またテネシーの Bike Chattanooga も運営している。

このHubway、インターン先の会社がコーポレートアカウントを持っているので、私も最初の30分は無料で乗れるということで割と気軽に利用している。地下鉄で何度か乗り換えないと行けないけれど、直線距離にすると結構近いところへの移動などで重宝する。出かける前に、目的地周辺にHubwayのステーションがあるかを携帯のアプリで検索、また出発地点のステーションに自転車があるかを確認、そして天気も確認した上で、”Hubwayで行くか否か”を決断。全ての条件が満たされると、Go。
引っ越して来た去年もHubwayのステーションは見かけたが、冬期は営業していなく(冬は寒すぎて自転車乗るのは無理なボストン。。)自転車置き場には自転車が無かったが、今年の春営業が始まってからは、プロモーションも積極的に行っていて、ユーザも着実に増えているようだ。
ユーザが増えるに従って、ピーク時には自転車がステーションに一台も無い、なんてこともたまに見かけるようになった。しかし通勤通学ピーク時に駅の側のステーションに自転車が無く、あてにしているユーザが使用できないという状況が暫く続くと、管理会社の自転車ローテーションカーが来て自転車を補給する時間がそのピーク時の前になり、運営会社が必要な時に供給不足を防ぐオペレーション管理もきちんと行っているらしい。
また、サービスを利用する側からすると同じシェアリングのサービスでも、とひと味違ったサービスが、AirbnbLyftGatearoundという「シェアリングエコノミー(共有型経済)」サービスであり、所有している側の悩みも解消できるという考え方が入ったもの。
Airbnbは、自宅の空いている部屋を旅行者などにホテルのように貸し出すサービス。また、Lyftは、車を持っている人が、相乗り希望の人に送迎サービスを提供するもので、Gatearoundは、自分の車を時間貸ししてしまうものだ。使用者からするとZip carと同じだが、借りる車が人様の車だという違い。これらのサービスは、私は何れも使用したことがないので語れないが、「所有する人」がこのシェアリングコミュニティーサービスを提供側としてうまく利用することによって生計を立ててしまうのではないかという、試算つきの面白い記事を見つけたのでリンクさせてもらう。

http://blog.sanowlabs.jp/?p=6016

「シェアリングエコノミー(共有型経済)」で感じることは、クラウドコンピューティング、オープンソースのコードが一般的になり、テクノロジーを利用してコミュニティー形成、コラボレーションが盛んになっている今の時代、助け合うという考え方がベースになっていないと商売も成り立たない世の中になったんだということだ。これは成功しているスタートアップを見てもそう感じる。

所有しない人も所有する人も、幸せになるようにきっと世の中は向かっている。
たまに借りるZip Car - Audi

たまに借りるZip Car –
Audi

家の近所のHubway Station

家の近所のHubway
Station

自転車がステーションに全く無い光景


自転車がステーションに全く無い光景

自転車補給中

自転車補給中

Hubwayメンテナンスカーはベンツ製!!


Hubwayメンテナンスカーはベンツ製!!

ニューヨークのCitibikeのLaunchは、ソフトウェアの不具合で延び延びになったという話。なんだか親しみのあるフレーズである。


ニューヨークのCitibikeのLaunchは、ソフトウェアの不具合で延び延びになったという話。なんだか親しみのあるフレーズである。

ニューヨークのバイクシェアリング、Citibike


ニューヨークのバイクシェアリング、Citibike

MBA前半振り返り-クラスについて

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今日一本ファイナルペーパーの提出を終え、久しぶりに一息つけている気がしている。気がつけばMBAも折り返し地点を過ぎ、コアのクラスはあと2つ残すのみで、10月からエレクティブのクラスとなる。秋のエレクティブのコースのビットは既に終わって、今年の年末までのスケジュールは既に固まった。

秋から冬にかけてに予定されているクラス関係のトリップの予約をしたり、ボストンは暑さのピークも過ぎて過ごしやすい気温になってきたこともあり、なんとなくたまに今年がもうすぐ終わってしまいそうな錯覚に陥る。

ここでちょっとここまでのクラスの振り返りをしてみようと思う。

コアの授業は、2つ並行に行われるのだが、今日までのタームは、TOM (Technology & Operation Management) と、MMSP (Measuring & Managing Strategic Performance) という管理会計のクラスだった。このタームもそうなのだが、コアのクラスを受けて来て、とても気に入っているポイントは、必ず2つの授業で同じケースを扱うクラスがあり、それぞれのサブジェクト目線で多面的に学ぶことだ。現実世界では一つのケースに複数のサブジェクトが含まれることは当然のことなので、プラクティカルで非常に面白い。また同時に学ぶ2つのサブジェクトは、うまい具合に関連のあるコースを組み合わせてあるなあと思う。TOMとMMSPで同時に扱ったケースは、ある製薬会社がプラントを一つクローズして他のプラントに事業を移管する話。クローズ元のプラントにあった医療用モニター生産ラインを、別拠点の空きスペース(元のプラントよりずっと小さい敷地面積)に移管するにあたり、TOM目線では、オペレーションラインの構成を変えることによって敷地面積が小さくてもキャパシティーやサイクルタイムを上げて効率を下げずに移管できることを検証。また、管理会計の目線からは、移管前と移管後のコストの比較をして、総合的に移管することが妥当かを検討。

 

また、FinanceとLawのコアの時は、M&Aのケースを二つのサブジェクトから学んだ。正直、Financeは最初のほうは分厚いテキストで淡々とテクニカルスキルだけを学び、正直辛くてつまらなかったが、そこで学んだ知識をもとにケースを扱いだした頃から面白みが出て来て、Lawとの合同のM&Aのクラスは今までやった中で一番楽んだケースとなった。(このケースの授業は、Financeの教授とLawの教授が同時に教室に来て交互でレクチャーするという非常に面白いものだった。)

 

また、データモデリングとマーケティングのクラスが並行して行われ、それらのどの組み合わせも、実際の現場において非常に関連の深いものだと学びながら実感。

 

一つのコースで使うケースは、色々な学校のケースが混じっているが、やはりBabsonのケースは、Babson卒業生アントレが主役のSmall Businessがテーマのものが多く、たまにケースの主人公がクラスに話をしにきてくれたりもする。

 

また、去年学校が始まった時にアサインされた”Learning Group”が、最後の3タームのところでシャッフルされた。コードネームJENPACの皆とはお別れ、新しいチームと、残された後2つのコアまで一緒にチームメイトとして学ぶ。グループメンバのマッチングは学校側が行うのだが、何を根拠にグルーピングしているかは謎。今回のグループメンバーは、前回のJENPACよりも落ち着いた大人なメンバー、といったところか。概ね、皆MBAのペースに慣れて来ていることと、最初と違ってクラスメートのことを知っているので、全体的にスムーズになってきた感じ。皆最初のメンバーの時は、誰がどういう分野が得意だとか、パーソナリティーとか、家庭環境がどうだから週末より平日のほうが時間があるとか、そういう状況も互いに把握できていなかったので、強制的に毎週チームリードを持ち回りでチームメンバに作業分担をアサインしたりしていたが、今のメンバになってから、グループワークも、なんとなく自発的にことが進んでいる。

 

最後のコアのクラスは経済学とIT。そしてエレクティブが始まったら、自分で学びたいクラスが選べるし、チームメイトどころか、クラスも何もかもが関係なくなってしまい、色々なプログラムの生徒とも一緒に学ぶことになる。またどんな発見があるか楽しみだ。

 

 

ファイナンスとLawの先生が一緒に教えるクラス

ファイナンスとLawの先生が一緒に教えるクラス

ファイナンスとLawの先生が一緒に教えるクラス

ファイナンスとLawの先生が一緒に教えるクラス

MBA私費学生の会

前回の更新から相当日が空いてしまった。その間、ボストンで爆弾時間や、すぐ近所(MIT敷地内)で警官が銃殺されたり、色々なことがあった。

私自身、町中で携帯をすられるも、10分後には心優しい人が探して携帯を戻してくれるという出来事も経験した。(アメリカ在住10年以上なのに、スリにあったことは始めてだった)
また、つい先日、知り合いの日本人女性が自転車事故で命を落とすという凄まじくショッキングな出来事もあった。これは本当に悲しい出来事。被害者の名前を見て、目を疑った。
前途洋々の優秀な独身女性が「亡くなる」ということが間近であるなんて。本当にご冥福をお祈りします。

そんな中、学校では2年生の先輩方は卒業され、次の一年生の合格及び進学が次々と決定してきており、区切りの季節という感じがする。

これまでのMBA生活を振り返ると、色々なことを”模索”したなあ、という感じ。(まだ模索中ではあるが。。。)何故MBAに来ようと思ったのか。から派生して、ゴールと現在とのギャップを、MBAの期間のなかでどう埋めるか、を考える。その結果次第で、取るべき行動が全く違って来る。模索そのものも、自分のゴールは何なのか、の設定が案外難しいことが分かりはじめ、またそもそも現実的にどんな選択肢があるのかを見つけ、そして自分は何を大事に思っているのか、妥協出来ないモノは何なのかを探す。
それは人それぞれであり、自分と会話するしか回答は出て来ない。

MBAアドミッションエッセーに書いた素晴らしいゴール、アドミッションの心を動かし合格に持って行った素晴らしい将来像だって、実際にアメリカのMBAに入って読み返してみると、結構実際問題難しいよねー、って思う人も多いと思う。そもそも、同じく崇高なゴールを掲げて入学したアメリカ人同級生達と戦うインターナショナル学生がどれだけ不利で大変か、というのは、実際入学生して身を持って体験しないことには分からない。そう、インターン選び一つにしたって、学校にリクルートに来るアメリカの会社のインターンポジションのライバルはアメリカ人。特別な技術や、その会社が求めている特殊なものを持っていない限り、インターナショナル学生にとって勝負は厳しい。

更に、日本人は日本人なりの独自のネットワークを使って会社へアプローチすることが有効であったりするわけで、同じ状況の人同士で情報交換をしながら、また同じような悩みを抱えている人同士で話をすることは価値があるにちがいない。それって、おそらく同じ立場であれば、学校関係なく出来ることじゃないのか。そう思って、前のブログにも書いたが、去年、友人の他校のMBA私費学生に声をかけて、一緒に「MBA私費学生の会」を立ち上げた。

ボストン地区のMBAに通う、私費学生で集まって、それぞれのキャリアについてハード面、ソフト面から互いにアドバイスしあうというものだ。

MBA私費学生の会で掲げた意義は、
①人をつなぐ
②会社を紹介する
③キャリアを考える材料を提供する

私費の学生と、社費の学生というのは、MBAが終わった後に戻るべきところがあるか無いかで、全くやるべきことが違うと感じる。社費の学生は、戻る会社で今後何をするかというのがゴールだが、私費の学生は、一旦会社を辞めてMBAを踏み台にしてキャリアアップをしたいと思っている人達なので、ゴール設定から就職活動までフレキシブルである反面、どれだけ高くジャンプ出来るかは自分次第。高さの基準も自分次第。ある人は、卒業後もアメリカで働くことを第一条件とし、ある人は日本に戻って出来るだけ給料の高い職に就くことをゴールとしているかもしれない。(私費学生は得てして学費ローンの返済があったりするので、、)また、ある人はアメリカではなくアジアで働くことを目標としているかもしれない。
目標はそれぞれであるが、まず私費の会では、参加者が一人一人バックグラウンドをシェアして、またゴールがあればそれをシェアし、その人が必要な情報を他の参加者が持っている場合共有する。(例えば、こういう会社でインターンしたいと思ってます、という話が誰かから出れば、それに近いような会社を知っている他の参加者が、その会社やまたは直接人を紹介する等)
実際ゴールが決まってない人でも、バックグラウンドを説明して、ぼんやりした将来への想いを皆の前で話しているうちに、周りの人々とのディスカッションがコンサルテーションになり、自分のゴール設定の材料になるなんてことも。
流石はMBAの学生、本当に様々なバックグラウンドの人たちばかりで、知り合うだけでも楽しい。それぞれ違ったエリアで活躍した優秀な人ばかりなので、色々なところにネットワークを持っているので、この場で話をすると、大抵誰かは必ず回答を持っている(すごい)。
また、2年生の私費学生から、1年生の私費学生への経験にもとづくアドバイスというのもかなり貴重だ。2年生は、実際に経験してきているので、どこが大変でそれをどう乗り越えたという実績があるため、1年生がまさに経験しているペインポイントが分かる。
(本当に、先日ご卒業されたバブソンの2年生の大御所達には、お世話になりました。ありがとうございました。)
同じ志の者同士で助け合おうという、学校を超えた横の繋がり、私費学生の会。ここで知り合った人同士は、オフでもいい人間関係が構築できているので、出会いに感謝している。
今年ボストン市内のMBAに入学される私費学生の方も是非参加してほしいと思う。

 

(入会希望の方はコメントください!)

ウガンダとの出会い

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30時間の果てに見たもの

あっという間に、アフリカから帰って来てからほぼ一週間。帰って来るなり現実に引き戻されて、新しい科目の課題にまた追われ始めたと思ったら、もう土曜日。。。
今回のアフリカ行きは、一言で言うと、百聞は一見に如かず、という言葉を身をもって体験した。
初めてのアフリカ、直前までファイナルや風邪にうなされ、事前リサーチする余裕ゼロのままとりあえずパスポートだけ持って出かけたというのが正直なところ。
Babson Entrepreneurial Leadership Academies (BELA) のチームの一員として渡航したウガンダ。3月15日に出発して24日に戻って来たが、片道の移動が丸一日かかったために、実質は一週間の滞在であった。ボストンからニューヨークにまず飛び、これは一時間程度のフライトだが、ニューヨークからベルギーの便が8時間程度、ベルギーからウガンダ行きで更に8時間程度のフライトを乗り継ぎ、漸く到着した。乗り継ぎ諸々で合計30時間。これまで散々飛行機の旅はこなしてきた私でも、8時間級のフライトを立て続けに2本乗り継ぎしたのは初めて。到着したウガンダでは、今回の我々のプログラムの受け口である、Empower African Childrenの人たちが出迎えてくれた。 (このNon profitは、アメリカに拠点を置く、ウガンダの親を失ったり家が貧困だったりして学校に行くお金がないが優秀な子供たちをサポートする団体。)
今回教えに行ったのは、Taibah International Highschoolという高校で、一週間張り付いてアントレプレナーシップを教えるのだが、このTaibah International Highschoolという私立高校は、学費が高いため、裕福な家庭の子供若しくはEmpower African Childenなどの団体に奨学金などでサポートされている優秀な子供が通っている。

ウガンダの空港に着いたのは夜11時過ぎだというのに、Empower African Childenの現地ウガンダ人スタッフとともに、数人の高校生も一緒に我々の迎えに来てくれていた。

ウガンダの人たちに会って最初の印象、皆笑顔でなんと明るいことか!!
大人も子供も、抜けるように明るく陽気なのだ。

Babson Crewは、Dean率いる学生15人、プラス迎えに来てくれたスタッフと生徒を詰め込んだマイクロバスに乗ってホテルへと向かった。
(因みにマイクロバスは日本製、日本で使われていてリタイアした中古車が、ウガンダで「○○工務店」などとボディに書いたまま普通に走っている。)
疲れきっている筈の私たちであったが、彼らの陽気に囲まれて、バスの中は笑い声で一杯。走り出したバスが行くウガンダの道は、舗装されていないでこぼこ道。
そう、でこぼこ道を笑い声一杯のバスが走る。後から考えると、これってウガンダそのものかも、と思った。

人口メジアン15歳

到着した翌日は日曜日、お休みであるにも関わらず、Taibah Schoolの生徒達が、ウガンダ伝統の踊りで出迎えてくれた。
皆笑顔一杯。

Empower African Childrenのスタッフがウガンダの基本情報を書いた資料をくれた。それを見て目を疑ったのが、人口メジアンが15歳、平均寿命が54歳。
どこかの長寿国は、メジアンが44歳だというのに。。 貧しい国であることから、水回りが悪く衛生上の問題が深刻であり、エイズその他の病気で若くして命を落とす人が多いということだ。この数字だと、親が居ない子供が多いのも説明がつく。
これだけ人口の子供比が多いので、公立学校では、先生一人に対して生徒が100人くらいで授業がなされるのだとか。まずこの数字を見てショックを受ける。

月曜日から金曜日の間、我々がアントレプレナーシップを教えたTaibahは、私立であることから、幸いにも先進国並みの生徒教師比率を保っている。

今回Babson Entrepreneurial Leadership Academies (BELA)を受講した生徒は120人程度(全校生徒は500人程度生徒だが、選抜された120人が受講できた)、一日2〜3時間程度全員向けにDeanから講義がなされ、それ以外の時間は、生徒は7〜8人の小グループに別かれ、我々15人のCrewから一人が専任教師としてアサインされ、一週間一緒に時間を過ごし、生徒一人一人の理解を深める。9th greade(15歳)と12th grade(18歳)の子供達から、ランダムに我々教師陣とのマッチングがなされ、私のチームには、9th gradeと12th gradeが半々くらいの割合の子供が集まった。プラス、卒業生が一人。(この高校を先日卒業した学生も、数人今回のアントレプレナーシップアカデミーに参加していた。)合計8人。
我々教師のミッションは、全生徒に「今自分ができるアントレプレナーシップ」を考えさせ、そのアイデアをビジネスアイデアとしてピッチさせるところまでだ。最終的に各チームから一人選ばれた代表生徒が、金曜日のピッチコンテストに出場し、皆(120人の生徒及び教員達)の前で自分のビジネスアイデアを発表する。
自分の長所、パッション、どういったネットワークがあるかをブレーンストーミングセッションで認識させて、では実際にどういう問題が自分の周りであり、それを自分がどう解決できるか。MBAで自分がプロジェクトで行った事例等を話したりして、ブレーンストーミングのやり方を理解させ実施する。

ウガンダの子供は、女子も自由に発言をする。子供達に意見を求めると、男女共に手を挙げる。ピッチも、女性の方が得意。(実際に、金曜日に行ったピッチコンテストで優勝したのは女子学生)また、英語で教育をされていることから、皆英語が達者。(インターナショナルスクールなので当たり前なのだが、それでなくてもウガンダは現地語の他学校で英語を教えているらしく、皆英語を普通に話すのだ。ちょっと日本を恥ずかしく思った)
集まった8人は皆明るくて素直ないい子たちばかりで、月曜日から意気投合した。ごく自然のことだが、最初は女子がなついてきて、一人の女の子は、革とビーズで作ったブレスレットを、アフリカの思い出に、ってことでプレゼントしてくれた。(実際男子学生達とは、後半とても仲良くなり、帰国後も連絡をよくくれるのは男子学生。。)
印象的だったのは、女子で一人父親が南アフリカ人で母親がウガンダ人という子が居たが、彼女の考え方はかなり先進国の子供並みで、夢の職業を色々語り、30歳までは自分のやりたいことを達成するので結婚はそれまでしないという。親にそう言われているというのだ。 それ以外のウガンダ人の女子は、割と価値観の基本を家族に置く子が多かった。南アフリカが開けていることを実感。(生徒に、尊敬するリーダーまたはロールモデルは、と聞くと、多くがマンデラ大統領と答えたことは印象的だった。)

幸せとは

女子は偶然皆9th grade, 男子は12th gradeと卒業生。男子のほうが、卒業を控えていたり卒業していたりして、真剣に進路問題を相談してきたりしたが、やはり親が居ないことから家が貧困で、奨学金がないと大学にも行けないという現状が彼らを悩ませている。この現状は人口メジアン15歳という数字そのものであると思った。
特に、出会った学生が皆優秀で、しかも貧困であるにも関わらず底抜けに明るいことを考えると、世の中の不公平を「ここに産まれてしまった運命だから」で終わらせてしまったいいのだろうか?という疑問が消えない。
アメリカや日本、その他先進国では、こんなに恵まれている世の中なのに、鬱や自殺が多い。何のために生きているかわからない、といった都会病で悩む若者も。幸せとはなんだろう、という疑問が私の脳裏を渦巻く。ウガンダの子供は、貧しいにも関わらず底抜けに明るく、その笑顔で我々アメリカからやってきた大人達をハッピーにしてくれた。

結局、私のグループから代表でピッチコンテストに出場することになったのは、12th Gradeの男子学生、バドミントンのウガンダNo.3であり、公式記録ではないものの、チャンピオンを2回負かしている子だ。私自身、高校でバドミントン部に所属しており、ニューヨークでもバドミントンサークルでプレーしていたことから、バドミントンという珍しいスポーツでの繋がりに何かの縁を感じる。
彼曰く、自分の公式ランキングを上げるには、国際試合に沢山出場して実績を残さないといけないのだが、国際試合はウガンダ近辺ではほぼ開催されないので(欧州やアジアが多い)、渡航するにはお金がかかりなかなか行けないとのこと。勉強だけならず、こういうスポーツ選手も貧困のために埋もれてしまうのか?! と思うと残念でならない。彼にはなんとか頑張ってほしいものだ。

真面目な彼は、毎日宿題もきちんとこなして、ピッチの練習も何度も頑張っていたが、大勢の前で話すのは苦手のこと。(大勢の前で試合するのは全然平気なのに。)ピッチコンテストでは、完全に緊張しまくってたのが見て取れたが、3分間無事に終えた後は、よくやった!とHugして心から褒めてやった。

Babson Entrepreneurial Leadership Academies (BELA) の目的は、アフリカの貧しい経済を改善するリーダーを養成し、内部から自力で社会を良くして行こう、というものだ。
実際に行ってみて、これは素晴らしいことだと思った。子供達のブレーンストーミングを行っているうちに、思いもよらない問題点が存在することを知り、これがまた思いもよらない解決策によって解決する可能性を知らされる。問題点も、解決策も、実際に住んで生活しているから分かるものであり、外部から入って来てさて何解決しましょうか。。。という目線では見えないことばかりだ。
(例えば、ゴミの処理に関する問題が多く挙ったが、ウガンダではバナナが多く取れることで有名で、また消費量も半端ない。私もウガンダでもバナナは良く食べた。ある生徒が、バナナの皮の処理に関して、家畜はバナナの皮をよく食べるので、バナナの皮を回収して、家畜農家に売る、というビジネスアイデアを語っていた。家畜がバナナを食べるなんて、思いもつかなかったし、実際に素晴らしいビジネスアイデアだと思うのだ)

ビジネスチャンス

ディナーは、ウガンダ市内のレストランに出かけて、Empower African Children のスタッフと一緒に取ることが多かった。
Empower African Childrenのスタッフが、ウガンダで起業している人や、アメリカから来ている他のファンデーションの人たちを招いてくれて、交流することが出来た。
ウガンダでサファリを経営しているウガンダ人起業家の話を聞いたが、彼に言わせると、ウガンダはこれから開発されていく国なので、ビジネスチャンスの宝庫。彼はウガンダにずっと居るにも関わらず、国外のマーケットをうまく利用して、ビジネスを大成功させている。確かに、ウガンダの国内消費を対象にしたビジネスだってまだまだだし、更に国外のマーケットに向かってアフリカのリソースを提供するビジネスだってこれからだ。実際に、アメリカから突然思いついたようにやって来てランダムにビジネスを始めたアメリカ人とも会ったが、彼も数年でビジネスを大成功させている。
経済成長率はここ数年世界トップを誇るこの国、政情も最近安定しているし英語も通じるので、確かにビジネスの間口は大きく開いているように思う。
だからこそ、今回出会ったウガンダの子供達には「職がない」と嘆くのではなく、「仕事を作る」という考え方で国を引っ張ってほしいものだ。

ナイル川

無事に5日間のアカデミーを終えて、最終日は、ナイル川でのラフティングに行って来た。
アメリカでラフティングは数回経験したが、言うまでもなく、比較にならない素晴らしさだった。
川底10メートルというナイル川、川幅も広い。穏やかな川面を進むときは、ゆっくりと珍しい鳥を鑑賞しながら進む。
そして段差数メートルある滝を滑り落ちる時は、皆もれなくずぶぬれ。小さくて岩が沢山あるアメリカのデラウェアの川とはまた違った趣だが、ナイル川の規模の大きさと滝の荒さは格別だ。
ナイル川といえば、ワニやカバが人間の生活をかつて脅かしていたそうだが、1970年代に、ダイナマイトで近辺に住むワニやカバを絶滅させてしまってからは安全になったのだそうだ。それまでは、カバは夜な夜な近所の農作物を荒らし、ワニもカバも川に水を汲みに来る人間を襲っていたということだ。

終わって

ウガンダでの一週間を終えて、帰りのフライトではずっと生徒達のことを考えていた。行く前には全く思いも寄らなかった。これこそ、百聞は一見に如かずだなあとつくづく。
今回の15人のチームは、ウガンダ人一人(この高校の卒業生)、コロンビア人一人、サウジアラビア人一人、インド人一人、日本人一人(私)、その他はアメリカ人であった。私はInternational Studentとして、アメリカに来て学校に行ったり働いたりしていることで、生徒達から親近感を得て、自分の経験を語ることによって生徒達を勇気づけることが出来た。これはアメリカ人には出来ないことだ。

この国は本当に貧しい。多くの道は舗装されていないし、民家だって仮設住宅みたいなところだらけだし、水道だって通ってない家庭も多い。今回は、街をあまり歩き回る機会もそんなになかったので、学校とホテルとレストラン以外は、ほぼバスの車窓から見る世界でしかなかったが、ホテルでたまに水が出なくなったりもした。生徒達曰く、停電することも珍しくないとのこと。
そしてこの国に生まれ育つ優秀な子供達との出会い。将来どう進んで行くのだろうか。なんとか国を引っ張るリーダーに成長してもらいたいものだと切に思う。

偶々、帰りの機内誌でMatt Damonが Water.org というノンプロフィットを立ち上げていることを知る。アフリカの人たちにClean Waterを提供するノンプロフィットだ。これは、彼がアフリカに行った際に、アフリカの女性が、水を汲みに毎日数時間かけて歩いて往復していることを知ったことが理由だそうだ。実際に水を汲みに行く女性と話し、水瓶を持たせてもらいどれだけ重いかを実感し、更に彼女達がもしも水を汲みに行かなくてもよかったらこんなことがしたい。。という話を聞いた後、彼女達に何かしてあげたい、と思って始めたそうだ。
そしてMatt Damonにちょっと親近感を覚えた。彼もきっとあの笑顔にやられたに違いないと。

ウガンダ伝統のダンス(太鼓編)

ウガンダ伝統のダンス(太鼓編)

ウガンダ伝統のダンス(踊り編)

ウガンダ伝統のダンス(踊り編)

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車窓から 街の風景

車窓から 街の風景

授業風景

授業風景

挙手する子供達

挙手する子供達

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ピッチコンテスト第1位〜3位の生徒

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ウガンダの子供は、皆笑顔で手を振るのだ。

Kenzo Estate – ナパバレーの日本人経営ワイナリー

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3月に入ったにも関わらず、ヒョウが降ったり雪が降ったり、気を緩められない今日この頃。先週末は弾丸でニューヨーク往復、その前の週はサンフランシスコと最近移動が多い。
来週ファイナルを終えて、驚くことに来週の金曜日はウガンダに発つ日だ。時の経つのが早すぎる。

ここで忘れないように、サンフランシスコに行った際訪れたワイナリーのことを記しておこうと思う。

ある土曜日、ナパのワイナリーを訪れたのだが、数件試飲で立ち寄り、一件だけワイナリー見学を行った。Kenzo Estate という、日本人のオーナーが経営するワイナリー。ケンゾーエステートのセールスマネージャーの後藤さんがワイナリーの中を案内してくれた。
このKenzo Estate、全体の敷地面積は4000エーカー(セントラルパークの5個分、東京ドームの336個分)、ワイン畑は100エーカーというとてつもない広い敷地を持つ。更に他のワイナリーと比べると高度が高いこともあり、敷地に入ると違う国に来たような錯覚に陥る。このナパバレー南東部に位置する現在のケンゾーエステートの土地は、以前ロサンゼルス五輪の公式馬術練習場として、クロスカントリーのコースやポロフィールドを有しており、ワイルドホースヴァレーと呼ばれていたという。

このケンゾーエステートのワイン、一流レストランでしか飲めないと言われる非常に希少かつプレミアムなワインである。私はワインが語れる人ではないのだが、ここのワインの質、その高級度合いは、以下のような形で認められている。
”全米の富裕層を対象とした月刊誌『Robb Report』(ロブ・レポート)。2010年には同誌にて、ケンゾー エステイト『あさつゆ asatsuyu』が全米で最高のソーヴィニヨン・ブランと評価されたことは記憶に新しいことと思いますが、この度は冬のワインセレクション100選に『藍 ai』と『あさつゆ asatsuyu』の2本が選出されました。” http://www.kenzoestate.jp/media/

確かに、ニューヨークでケンゾーワインが飲めるレストランを見ただけでも、その高級感は伝わって来る。
http://kenzoestaterestaurants.com

このケンゾーエステート、辻本憲三さんという日本人の起業家が、20年程前に始めた事業である。個人的に、ワインテースティングをしながら、辻本さんのアントレプレナーシップストーリーに驚いていた。ワインをこよなく愛する辻本氏、カプコンというブランドを立ち上げ成功したその後に、「世界で最高のワインを造る」という思いでワイナリー事業を始める。1990年のことだそうだ。後藤さんから聞いた話だと、辻本氏はワインを極めるために2年程世界中のワイン名産地をプロに同行し回って勉強したのだとか。
勿論カプコンの成功資金があってのことだが、彼の事業家としての成功のポイントは、最高のものを作るために必要なリソースをかき集める努力にあった。
土地もそうだが、人材もそう。辻本氏は、栽培家のデイビッド アブリューと醸造家のハイディ バレットという世界でもトップレベルのワイン作りの人材をケンゾーエステートワインの親として獲得、”美味しいワインが出来ない訳が無い条件”を揃えたという。やっぱり、成功する起業家の基本は好きなものをとことん追求することがポイントなんだなあ、と改めて思う。

ケンゾーエステートは完全予約制で、スタッフが十二分にゲスト対応が出来る体勢を整えていると言える。テイスティングルームに入ると、高級ラウンジのような優雅な雰囲気が出迎えてくれる。ここでじっくり全種類のワインをテイスティングした。他のワイナリーのテイスティングよりも、訪問客に対するホスピタリティ度合いが違う。

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ワインが熟成されるケイブにも入ってみた。自然のエアコンで、常に摂氏12〜13度が保たれているのだという。使っている樽や、その配置の仕方にすらこだわりがあることを説明され、高級ワインとはこういうところでコストをかけることも意味するのだと知った。

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現在ケンゾーエステートのワインは、白ワイン1種類、ロゼワイン1種類、赤ワイン3種類。

私が今回気になって購入したのは、「明日香」。赤ワインなのだが、2009年葡萄が豊富に取れた年に、醸造家のハイディが、折角だからこの2009年のいい葡萄のスペシャルボトルを作ろう、ということで出来たのが明日香。ケンゾーエステートの初のCabarnet Francとなる。2009年産葡萄での限定生産なので、上記の3種類の赤ワインの中には入っていない。

ワインの味については、詳しくない私が蘊蓄を語るのは控えておく。。。「美味しかった」ことは間違いなことだけ言わせてもらう。

日本人として、ナパに行ったら一度は訪れたいワイナリー。ワイン王国のナパバレーでも、ここまで高級なワイナリーが日本人の経営であることを、中に入ると日本人なら誰でも誇りに思うことは間違いない。

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